酸化ダメージと戦うサボテン果実
カクタスペア、サボテン果実は人体内でフリーラジカルと戦い、イタリアのリサーチによれば、それはこのフルーツには高いパーセンテージでポリフェノールが含有されているからだという。
一方、同量のビタミンCを加えることでは、american journal of clinical nutritionに掲載されているように、「相対的に抗酸化作用を強めるが、体内の酸化ストレスに目に見えて影響は及ぼさない」とされている。
University of Palermoの研究チームはサボテン果実の構成成分はビタミンCとは違った、影響力のある抗酸化ビタミンが含まれているといっている。パープルレッドやイエローオレンジ色をフルーツにもたらす、ベータレインズと呼ばれる高いパーセンテージのポリフェノールがカクタスペア、サボテン果実には含有されている。
これはフリーラジカルを積極的に除去することが試験管実験でわかっている。
酸化ストレスに対してのその効果を比べるために、250gの新鮮なサボテン果実の果肉とビタミンC75mgを1日2回投与するバイオマークスレベルでの実験を行い、また18人の健康なボランティアとのクロスオーバースタディーを行った。
この実験は6週間の期間をおき、サプリメントはおのおの2週間にわたって投与された。それぞれの実験のビフォー、アフターで、研究者たちは酸化ストレス、抗酸化成分、血漿レベルでのビタミンA、E、Cを測定した。
両方の実験ともにビタミンA、Eともに血漿レベルでの凝縮が確認されたが、ビタミンAと抗酸化成分ははっきりとは変化が見られなかった。
カクタスペアフルーツを補った後に、ビタミンCを補ったときには測定されなかった、酸化ストレスのはっきりとした減少が見られた。
Tulane UniversityとUniversity of California, San Francisco の研究者たちは最近のレポートで、カクタスペアフルーツの抽出物は、若年成人層の吐き気や口腔乾燥を減少する働きがあると発表した。
サボテン果実のパウダーはアメリカではサプリメントや健康飲料にも使用されている。