食品販売を支える栄養成分と健康表示

食品販売を支える栄養成分と健康表示
Food Marketing Instituteによる先週発行のレポートによると、アメリカ人の更なる健康志向が報告されている。

Shopping for Health 2004に掲載された研究によると、アメリカ人のよい健康のための健康志向が増しており、健康的な食事が病気管理や、生命の健康上の問題を後で防ぐ最も良い方法であることを信じている。

更に多くの購入客は、特にカルシウムやビタミンCといった栄養素の高含有表示やビタミン豊富やビタミン強化食品としての表示がなされているため特定の商品を購入すると話している。

購入客はまた、病気の危険を減らすような表示をしている商品を購入するよう納得させられていることを認めている。たとえば、42%の人が心臓病をもたらす危険を減少させる健康表示食品を購入し、26%が癌の危険性を減少させる食品を購入するとのこと。

“この国の肥満の危険性が、彼らの食事療法の改善による、健康管理の必要性があると購入客に対し警告をしている”とAnne-Marie Roseink、FMI、臨床ディレクター、が語る。“彼らは、効果的で長い目で見て良いと思える地域のスーパーやその他の食品小売業者を探している”

購入客の1/3以上が健康的食事療法を行なっていると信じている。また、その半数が更に健康的な食事のための努力をしていると話している。

大半が人生の中で後々起こってくる健康上の問題を防ぎたいため、と話している;60% 近くが体重を落としたいため、半数以上が、ここ最近の健康上の問題を管理するために食事療法が必要と話している。実に74%の回答者が、医者にかかる前に自身で治療を行ないたいと回答した。食事に気を使っている人の44%は自信を持てるようになり、20%が若くみえるようになると考えている。

またレポートではどのように食品工業が購入客に対し健康に関する解決法を提案できるかということを質問した。最も頻繁に要求された商品は(降順で)、栄養素が調整された食品、トランス脂肪酸を含有しない食品、低脂肪食品、低カーブ食品、また減量に関する情報であった。

政府は更により多くの情報を提供するために栄養のラベルが常に更新されるべきと発表している。この調査の結果は、購入客の83%が初めて購入する商品は栄養表示を常に見るとはなし、91%がこの情報を元に商品を購入すると話していることからこの結果がもたらされる。更に、かれらの1/4がここ数ヶ月の間に、ラベル記載情報により商品を決定したと話している。

特定の表示においては、購入客は低脂肪、全粉商品、低カロリー、減塩商品を探していた。

購入客はまた、健康を考えオーガニック商品の購入量を増やしているようである。フルーツや野菜はオーガニック分野の中で最も強い人気であり、乳製品はここ数年最も販売量が伸びている分野である。

オーガニック商品購入者は、健康食品を扱う店舗や、市場の大きな販売量を閉めている農家といった特定の小売業者やアウトレットではなく、一般的な店舗で購入しているようであった、

このような全ての興味にも関わらず購入客に混乱があることを結論としている。;60%は、何が健康食の構成要素かという栄養に関わる論点の多くの対立情報があるということを信じている。30%の人が不健康な食事療法に貢献したという混乱を感じている。

回答者は、健康的食品購入の障壁として高価格を指摘し、同時にファーストフードやテイクアウトレストランでの、健康的な食品提供の不足を指摘している。




Copyright (C) 2004-2009 JSA. All Rights Reserved.