パリ抗肥満学会2007

photoパリ抗肥満学会2007

技術革新と展望

パスツール研究所
パリ‐フランス
2007年6月14、15日

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来る6月14、15日、フランス・パリのパスツール研究所にてパリ抗肥満学会2007を開催いたします。

セッション2においては、Dr. sheperdがフレーバー、アロマと肥満予防の関係を発表いたします。また、ダイエットを可能にする、香りと食事習慣の関係に関する情報を紹介いたします。

Pr. Vera Regitz-Zagrosekは性別特異性肥満に関して紹介します。男性と女性の間の、肥満の健康に対する影響の違いを説明します。

Dr. Dhurandharは病原体とウィルスの関係と、それが肥満とどう関係するのかということに焦点をあてます。

Pr. Clementは体重増加と肥満による疾患に対する個人差に関して説明いたします。個人個人に対する栄養を導くニュートリジェノミクスの最新進歩を紹介いたします。

円卓会議:個人の予防と治療:神話か現実か?セッション最後に行います。

ウェブサイト:www.isanh.com/anti-obesity/


パリ抗肥満学会情報:

学会にて発表をされる方は2007年5月19日までにアブストラクトをお送りください。
場所:フランス・パリ、パスツール研究所 − www.pasteur.fr
日時:2007年6月14、15日
宿泊先情報: www.isanh.com/anti-obesity/place-hotel.php

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プログラム

パリ抗肥満学会2007

6月14日(木)

8:30 受付


8:55 開会

Dr. Marvin EDEAS, フランス抗酸化協会会長

セッション1
肥満に関する概要


9:00 世界に蔓延しつつある汎発性肥満:なぜそのスピードを抑えられないのか?
どの国が最も影響を受けているのか?
肥満の健康への影響は?
肥満の経済に対する影響は?



9:30 肥満予防2007:何を変えなければならないのか、またどのような人の問題か?
近年の肥満の予防と治療戦略とは?(エネルギー消費増加、カロリー摂取抑制、近年使用されている医薬品…)
Pr Gregorio Varela-Moreiras, San Pablo CEU University, マドリード、スペイン


10:00 抗精神病薬誘発性肥満:どのように副作用を防ぐことができるか?
Dr Renaud de Beaurepaire, Laboratory of Psychopharmacology, Hospital Centre Paul Guiraud, Villejuif,フランス


10:30 休憩/ポスターセッション



11:00 食品摂取に関わる中枢神経と肥満の関わりに関する最新の進歩
どのような代謝経路が関わっているのか?
調整可能か?
肥満の予防と治療のためにどのように焦点をあてたらよいか?
Dr Bernard Schmitt, CERN-CHBS, Lorient, フランス

セッション2
皆同じではない:
各個人に対する肥満の予防と治療



11:30 幼少期肥満に焦点をあてる
幼少期肥満を導く遺伝的及び環境的各要因とは?
幼少期の肥満を予防・治療するための指針とは?
Pr. Patrick Tounian, Hôpital Armand-Trousseau, UMRS Inserm U872 Nutriomique, Paris, フランス


12:00 性別特異性肥満と関連する疾患
男性と女性における、肥満による健康に対する影響の違いとは?
性別の違いによる生体機能を考慮した肥満の予防や治療は可能か?
Pr Vera Regitz-Zagrosek, Center for Cardiovascular Research, Charité Campus Mitte, Berlin, ドイツ



12:30 昼食



14:00 肥満、遺伝、体質
体重増加と肥満誘因性疾患は皆全て違うのか?
ニュートリジェノミクスは個人の栄養摂取に対する新しい方法であるか?
Pr Karine Clément, INSERM U755 Nutriomique, Hôtel-Dieu, Paris, フランス



14:30 感染肥満:どのように病原体が肥満の原因となるか?
Dr Nikhil V. Dhurandhar, Pennington Biomedical Research Center
Louisiana State University System, Baton Rouge, Louisiana, アメリカ


15:00 脳へのフレーバー効果:肥満予防における香りや風味の展望は?
香りと食習慣との関係は?

どのような方法が各個人に対応したダイエットといえるか?
肥満予防の展望とは?
Dr Gordon Shepherd, Department of Neurobiology, Yale University School of Medicine, アメリカ



15:30 アブストラクトから選出された項目を口頭発表



16:00 休憩・ポスターセッション



16:30 口頭でのセッション

科学委員会により、新しいターゲット、コンセプト、戦略、処方、画期的成分や活性メカニズムなどが選ばれる。


円卓会議
肥満予防や治療のカスタム化は神話か現実か?


18:00 初日終了


19:15 ガラディナー (パスツール研究所から出発します)


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6月15日(金)
セッション3
肥満領域の新しいターゲット


9:00 脂肪組織の間質血管細胞群からの細胞:肥満と戦い予防するための新しいターゲットの可能性?
肥満細胞の成長における脈間構造と間質前駆体の役割
脂肪組織内のマクロファージとリンパ球の特徴付けと、脂肪細胞と内皮細胞との相互作用
Dr Anne Bouloumie, Inserm UPS U586, Institut Louis Bugnard
University Paul Sabatier, Toulouse, フランス



9:30 肥満とミトコンドリア機能不全:どのようにミトコンドリアを標的とするか?
どのようなメカニズムがミトコンドリア機能不全から肥満へ関わっているか?
ミトコンドリア機能不全は回復できるか?
ミトコンドリア、熱産生、肥満:何が肥満予防と治療の展望となるか?
Pr Patrick Ritz, INSERM U694, Angers, フランス


10:00 栄養吸収に焦点をあてる:2007年何が新しいか?
新しいリパーゼ阻害物質?
新しい脂質代謝調整における潜在的可能性は?
炭水化物代謝に焦点をあてることはできるか?どのような方法?
Dr Yuguang Shi, Hershey Medical Center, Penn State University, Hershey, Pennsylvania, アメリカ



10:30 休憩・ポスターセッション



11:00 腸内ホルモンと食欲:自然な満腹感に焦点をあてる
Dr Gavin Bewick, Imperial College London, Hammersmith Campus, London, イギリス


11:30 アクアポリンとグリセロール運搬:肥満に対する新しいターゲットとなるか?
Dr Gema Fruhbeck, Department of Endocrinology, Clinica Universitaria and Metabolic Research Laboratory, University of Navarra, Pamplona, スペイン



12:00 GLP-1とGLP-1類似体の新しい役割:どのような代謝経路が体重減少に関わるか?
Pr Remy Burcelin, CNRS-UMR5018, Université Paul Sabatier, Toulouse, フランス



12:30 昼食



セッション4
天然原料の最新進歩:
肥満の予防と代替医療
14:00 肥満予防や肥満との戦いにおけるレスベラトロールの潜在的役割: the SIRT1/PGC-1 axis
Ms Marie Lagouge, Institut de Genetique et de Biologie Moleculaire et Cellulaire
CNRS / INSERM / ULP, Illkirch, フランス


14:30 口頭でのセッション

科学委員会により、新しいターゲット、コンセプト、戦略、処方、画期的成分や活性メカニズムなどが選ばれる。
円卓会議と結論
2007年肥満の予防と治療
私たちはどこへ向かっているのか?
なぜ私たちは世界中の肥満汎発を遅らせることに失敗しているのか?
誰に責任があるのか?農産物や製薬会社、政治やライフスタイル?



16:00 閉会

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